NHKのラジオ番組で小児がんについて話しました
小児がんピアサポート推進協議会事務局の井上玲子(東海大学教授)が、2016年7月27日にNHKラジオ第一の「NHKジャーナル」に出演し、「小児がんの課題」をテーマに語りました。小児がんは、主に血液や神経、骨などに発症する、15歳以下の子どものがんです。教授は、小児がんを既往にもつ子どもや家族の継続看護、家族がより充実した生活を送るために必要なソーシャルサポートとの調整を研究しています。
番組の中で、子どもが手術や抗がん剤、放射線治療などを長期間受けることで、身体の成長とともに治療の合併症が出てくることを説明。小児がんを経験した子どもたちが、大人になってもより質の高い生活を送れるように医療体制や社会環境を整えることが課題になっていると語りました。
なお、収録の様子は、「NHKジャーナル」番組スタッフのブログに掲載されています